富士フイルムは2018年10月に、約80年続いたモノクロフィルムの出荷を惜しまれつつも終了しました。理由は「デジタルカメラの普及や原材料の調達難」とのことでした。
モノクロフィルムの販売終了を受けて、期限切れのフィルムの使用を紹介する投稿も見られるなど、モノクロフィルムを再評価する動きが広がっていました。
目次
富士フイルムがモノクロフィルムの販売再開を発表
2019年6月10日に富士フイルムから、モノクロフィルムの販売を今秋に再開すると発表がありました。
写真愛好家やSNS向けに味わいのあるモノクロ写真を撮影したい若年層から再開を望む声が多く寄せられたため、新製品として売り出すそうです。
新製品「ネオパン 100 ACROS」

調達が難しかった原材料は代替品を使用すること、また製造工程を見直すことで生産可能になりました。白色部分の微妙な濃淡をよりはっきりさせることで、立体的な表現が可能となるなど性能面でも改良したそう。価格は現時点で未定です。判明次第、こちらでご紹介しますね。
モノクロフィルム「ネオパン 100 ACROS」は2種類のラインナップ
富士フイルムによると、下記の2種類のラインナップとなるそうです。
- 135サイズ(35ミリサイズ)36枚撮り
- 120サイズ(ブローニーサイズ)12枚撮り
モノクロフィルム「ネオパン 100 ACROS」の価格
現時点で未定です。
さいごに
モノクロフィルムはスマートフォンやデジカメの台頭で目立たなくなってしまっていますが、いまだに根強い人気があることがわかりました。
モノクロだからこそ、味がでる写真が取れるので、モノクロ写真ファンは富士フイルムの販売再開ニュースは朗報ですね!
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